犬塾のススメ

COLUMN

しつけ 人見知りや寂しがりな犬のしつけに

人見知りや寂しがりな傾向を改善していくためには

飼い主さんが抱える問題の中に「他の犬や人と仲良くなれない」という悩みがあります。
せっかくドッグランや公園でお友達と過ごそうとしていても、飼い主さんの傍をずっと離れなかったり、隅っこに隠れてしまったり、吠えて威嚇してしまったり…。
せっかくのコミュニケーションが楽しめないのは、飼い主さんにとっても犬にとっても残念なことですよね。
そうした理由から、お出かけするのは散歩だけと愛犬と引きこもってしまう飼い主さんもいます。
また、一方では愛犬の分離不安症で悩む飼い主さんもいるようです。
犬にとってストレスのないお留守番を」でも紹介しているのですが、社交場にでる機会が少ないと、お互いが過剰に依存してしまうケースもあります。
適度な交流は、人にとっても犬にとっても必要なのかもしれません。

不安やストレスを感じるほど、人見知りになる傾向があります。

人見知り?犬見知り?愛犬が人や犬と出会った際、どんな仕草や行動をとっていますか?
次にあげる項目のうち、いくつ該当するかチェックしてみましょう。


◯ 飼い主さんに抱っこを要求する
◯ その場から逃げようとする
◯ 足元や部屋の隅などに隠れる
◯ ブルブルと震える
◯ パンディングが止まらない(ハアハアと呼吸が荒くなる)
◯ その場でうずくまる
◯ 人や犬に向かって吠えまくる
◯ 犬歯をむき出して唸る
◯ 相手を目がけて咬みつこうとする

どうでしょう?

ちなみにこの項目は、どれも犬が不安やストレスを感じるととる行動のひとつです。
その時々の場所や状況、生まれ持った性格によって表現のしかたは違いますが、不安感やストレスは同じものを感じています。

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人見知りは、自然界を生き抜く術だった!人見知りしないようになるためには生後90日間が大切。

あまり知られていないのですが、実はそもそも犬は皆人見知り(犬見知り)をする動物です。
ではなぜ、犬は人見知り(犬見知り)をしてしまうのでしょうか?
犬に関わらず、自然界において家族や群れ以外の他者のほとんどは「敵」または「獲物」に分類されます。
もともと、犬(オオカミ)は生後90日ぐらいまで巣穴で過ごします。
その内部には、兄弟か母親しかいません。まだまだ弱い個体を外敵から守る為の生活環境と言えます。
仔犬はその間、見るもの、触れるものを「仲間」または「餌」としか認識しません。
ヨチヨチの仔犬が、威嚇したり、怯えるといった行動をとらないのはこのためです。
そうして90日を巣穴で過ごした後、母親から初めて外へ出ることを許されます。
そこで初めて見るもの、触るものが「敵」になるわけです。
こうしてオオカミは、仲間と敵の区別をつけることで外敵から身を守ることが出来ます。
これが「仔犬の社会化期」の仕組みです。

この前提を踏まえてこう考えてみるのはどうでしょう。
本来子犬が巣穴からでるまでの90日間に、これから必要な社会を全部入れてみるのです。犬、男の人、女の人、子供、車、掃除機の音、トリミングなどなど…ありとあらゆる物事を90日間の間に経験するとどうなるか?
そうです、全部が仲間として認識してくれるようになります。
昔は家財を守るための番犬という位置付けだった犬。
時代が変わった今、人と暮らす上では愛犬にとって「敵」の存在はなくてよいのかもしれませんね。

これから仔犬を飼おうとしている方や飼い始めばかりの方はこのことを意識しながらワンちゃんと接することで人見知りをしない犬に育っていく可能性は高くなります。

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お留守番できるようになれば、過剰な寂しがりも和らぐかもしれません。

「ウチの子は寂しがりやで…」。飼い主さんと離れるとついつい不安になって吠えてしまう犬。
しかし、一方で猫はというと、いたって気ままな生活。
気が向く時は近寄ってきますが、犬ほど飼い主に依存はしていないように見えます。
そういえば、「犬は人につき、猫は家につく」なんて言葉がありますが、なぜでしょう。
犬はもともと仲間と共に行動する群れ社会で生きてきた動物です。
それは、荒野という環境においては大型の草食動物がほとんどだったため、複数で協力して獲物を仕留めることが必要だったからです。それ故、仲間意識がとても強い動物です。
猫はといえば、森で進化した過程があり、そこは小動物が多く身を潜めて獲物の狙いを定めるのに最適な場所でした。
結果、常に単身で行動することが出来たと言えます。
その環境が猫にとっては何よりも必要なことだったのかもしれません。自分が生きながらえるのは好環境である、それが猫の本能となりました。
したがって、そもそも犬は仲間と常に行動することが本能であるので、飼い主の接し方、飼い方ひとつで依存性は強化されてしまいます。
一生片時も離れずに生活が出来る保証でもない限り、最低限のお留守番はできるようにしておきましょう。
これから犬を飼う方は是非、巣穴の中に「留守番」も入れてあげてください。
お留守番ができるようになるには分離不安症の改善が必要です。
犬にとってストレスのないお留守番を」もぜひご覧ください。

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飼い主さんだけでなく、犬たちの交流の場でもある犬塾。人見知りや寂しがりなワンちゃんも少数だから徐々にコミュニケーションを重ねることができます。

犬塾には犬のプロであるトリマーが在駐しています。日頃ドッグランなどでは不安で出かけられないような犬たちも、監視下のもとコミュニケーションをとっています。
シャンプーやカットが終わって一息ついた犬たちは、開放感から犬塾内を走り回って遊ぶのが恒例。
塾生の方からは、ドッグランと違い少数で交流できるのが安心するのだそうです。
これを楽しみに来塾される方もいて、犬塾は飼い主さんと愛犬の憩いの場にもなっています。
愛犬の人見知りや寂しがりでお悩みでしたら、犬塾で徐々に他の犬や飼い主さんとコミュニケーションを重ねてみてはいかがでしょうか?

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1000円体験レッスン受付中

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