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愛犬をカットするその前に!正しいトリミングシザーの使い方を学ぼう

愛犬をカットするその前に!正しいトリミングシザーの使い方を学ぼう

日本で一番多く飼われている人気犬種、それは「プードル」。そんなプードルはトリミングが必要な犬たちの中でも代表的な犬種です。
「うちのトイプードルに似合う!?カットの種類10」でも紹介したように、今や様々なカットスタイルが存在する中で、自分なりのオリジナルカットを追求する飼い主さんが増えてきました。
また、一方ではトリミングの予約が困難だったり、トリミングの合間のちょっとしたカットを必要としたり、トリマーさんへ上手にカットオーダーを伝えられなかったりすることから、飼い主さん自身がトリミングを行うケースも少なくありません。
犬塾ではそんな飼い主さんに正しいトリミングのやり方を教えています。そこで今回は、その中でも特に重要なトリミングシザーの使い方を紹介したいと思います。

・LESSON1「ハサミの種類を学ぼう」

・LESSON2「ハサミの持ち方を学ぼう」

・LESSON3「ハサミの動かし方を学ぼう」

・正しいトリミングシザーの使い方を動画でチェック!!

・ハサミの使い方はもうバッチリ!?次は愛犬のカットに挑戦!

LESSON1「ハサミの種類を学ぼう」

トリミングシザーには、毛量や毛質など用途によって様々な種類のハサミがあります。トリマーさんはそれらを駆使しながら、巧みな技術で思い通りに仕上げるわけですが、それにはかなりの修行が必要です。そこで今回は、数あるトリミングシザーの中で愛犬のトリミングに最適な3本を犬塾が選びました。

ミニカットシザー(ボブバサミ)

ミニカットシザー(ボブバサミ)

細かな部分をカットする際に適したハサミです。足先やヒゲなど犬が敏感で嫌がりやすい場所には、安全性の高いこのハサミがおすすめです。しかし、カット量や仕上がりの使い分けが出来ないので、メインシザーとしては不十分かもしれません。

オススメ犬種:チワワ、ダックスフンド
セニングシザー(スキバサミ)

セニングシザー(スキバサミ)

毛量の調整や、仕上がりを自然にするためにぼかし込んだりできるハサミです。一切りでは全ての毛が切り落とされないので、穴が空いたり切りすぎたりしにくいメリットがあります。30目、40目など様々な種類があるので、犬種によっても使い分けができます。

オススメ犬種:全犬種
カットシザー(仕上げバサミ)

カットシザー(仕上げバサミ)

一般的によく使われるトリミングシザーです。日頃トリマーさんがメインに使っているハサミがコレです。しかし、その分切れ味も鋭いため、使い方を誤ると切りすぎたり、ケガをさせる危険性もあります。正しい使い方を練習してから使用しましょう。

オススメ犬種:プードル、ビションフリーゼ

LESSON2「ハサミの持ち方を学ぼう」

トリミングシザーは、事務用品のハサミと違い、独特な持ち方で使用します。持ち方を誤ると、刃がぶれたり上手く切ることができなくなるので、まずは正しい持ち方から学びましょう。
(今回は右利き用のハサミの使い方を紹介しますが、左利き用のトリミングシザーもあります。)

STEP1

ハサミの持ち方(STEP1)

ハサミの先端が右方向を向いていることを確かめます。

STEP2

ハサミの持ち方(STEP2)

左手でハサミの中心部を持ちます。

STEP3

ハサミの持ち方(STEP3)

左下部の指穴に薬指を第2関節くらいまで挿入します。

STEP4

ハサミの持ち方(STEP4)

左下部の突起部分に小指を乗せます。

STEP5

ハサミの動かし方(STEP1)

左上部の指穴に親指を爪が隠れるくらいまで挿入します。

STEP6

ハサミの持ち方(STEP6)

人差し指の第2関節に刃が乗っていることを確認します。

LESSON3「ハサミの動かし方を学ぼう」

正しい持ち方ができたら、いよいよ刃を動かしてみましょう。通常事務用品のハサミは両刃を同時に動かすのですが、トリミングシザーは動刃と呼ばれる刃のみを動かします。これはちょっとした技術を要しますので、焦らず少しづつ練習しましょう。

STEP1

ハサミの動かし方(STEP1)

親指を右上の方向にゆっくり動かします。上方向ではなく、右上方向がポイントです。上手に動かせると、静刃と呼ばれる手前の刃はそのままに、動刃と呼ばれる奥の刃だけが下方向に開いていきます。

STEP2

ハサミの動かし方(STEP2)

30°あたりで開くのを止めます。この時に、静刃が水平を保っていいるか確認しましょう。

STEP3

ハサミの動かし方(STEP1)

親指をゆっくり下げていき、動刃を閉じましょう。静刃が動かないように注意しながら刃を閉じていきましょう。

STEP4

ハサミの動かし方(STEP4)

今度は45°まで、動刃を開き、ゆっくり閉じましょう。開閉の早さはできるだけゆっくり動かしましょう。早い素振りで慣れてしまうと、ハサミがブレやすくなったり、咄嗟の犬の動きに対応できなくケガをさせてしまう恐れがあります。素早い開閉はある程度習得してからにしましょう。

STEP5

ハサミの動かし方(STEP5)

最後は90°まで、動刃を開いてみましょう。一番難しい角度です。もしもハサミがブレてしまうようであれば、STEP4までの練習を繰り返し、できるようになったら挑戦しましょう。

STEP6

ハサミの先端を真上に向けた状態で、STEP1~STEP5までを繰り返してみましょう。

STEP7

ハサミの先端を左方向に向けた状態で、STEP1~STEP5までを繰り返してみましょう。

STEP8

ハサミの先端を下方向に向けた状態で、STEP1~STEP5までを繰り返してみましょう。

STEP9

ハサミの先端が左方向を向き、尚且つ動刃が下になる状態で、STEP1~STEP5までを繰り返してみましょう。この時のハサミの位置は胸元よりやや下、おヘソのあたりが適度です。

STEP10

ハサミの先端が正面を向き、尚且つハサミを立てた状態で、STEP1~STEP5までを繰り返してみましょう。この時のハサミの位置は胸元よりやや下、おヘソのあたりが適度です。

STEP11

ハサミの先端が左方向を向き、尚且つ動刃が上になる状態で、STEP1~STEP5までを繰り返してみましょう。この時のハサミの位置は胸元あたりが適度です。

STEP12

最後は、空中に半円を描くようにハサミを丸く動かしながら開閉させてみましょう。上下にブレること無く半円を描くことが出来るように練習してみましょう。

正しいトリミングシザーの使い方を動画でチェック!!

ハサミの使い方はもうバッチリ!?次は愛犬のカットに挑戦!

いかがでしたか?
これまで使わないような筋肉や関節の角度から、手がつりそうになることもあるかと思います。トリミングは色々な角度でハサミを使っていきますので、まずはこうした素振りを経て、関節をほぐし、柔らかくする必要があります。これにより、いざというときのハサミ使いが可能になり、安全に上手にカットすることができます。
1日数分程度の素振りでも、少しづつ続けることが大切です。
トリマーさんのような憧れのシザーテクニックを目指し頑張りましょう。
上手にハサミが使えるようになったら・・・コチラ↓↓↓

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2016年5月9日