お知らせ

NEWS
トップ

犬が信号待ちをする!?それって本当ですか?

犬が信号待ちをする!?それって本当ですか?

今や子供の数よりも多いと言われる犬の存在。しかし、その一方で愛犬との暮らしに悩む飼い主さんが多いようです。
特に耳にするお悩みが「お散歩」。「吠え」「引っ張りグセ」「拾い食い」…。本来であれば、お互い楽しいひとときのお散歩が、いつの間にかストレスを生み出す時間になっているようです。では、一体、なぜ愛犬はそのような困った行動をとってしまうのでしょう。
実は、そこには人の間違った先入観が大きく関係しています。人が理解することで、愛犬が信号待ちをする!なんて光景が見られるかもしれません。

・家と外ではできることもできなくなる?

・犬のお散歩と車の運転は、とても似ている

・犬が信号待ちできるって本当?

・愛犬と一緒に教習所で仮免をとろう

家と外ではできることもできなくなる?

お散歩

みなさんの愛犬は、お家だと簡単にできるけれど、外では見向きもしないような事はありますか?
例えば、リビングではすぐやるSit(オスワリ)も、外で犬を見かけたりした時に言うと、吠えるのに夢中で声も届かない…といったことはありませんか?だとすれば、本当ならばできるはずなのに、なぜ出来ないのでしょう。
それは、「外部刺激」のせい。飼い主さんの声も霞んでしまうほどの刺激のせいです。小さい子供が遊びに夢中になって、お母さんの声が耳に入らないといったことはよくありますよね。
犬も同じで、外部刺激が強ければ強いほど、飼い主さんの声は届きにくく、また普段の冷静な自制心のコントロールができなくなります。外部刺激は、子犬の社会化期(生後3〜14週)に経験できなかったことで生まれます。こうした刺激は、特に外の環境に多く存在します。

犬のお散歩と車の運転は、とても似ている

お散歩嫌い

外部刺激が強い場所では、精神的に落ち着かなくなったり、怖がったり、感情が高ぶります。そのような状況では、いつも出来ていることも出来なくなることがあります。では、そもそも出来ないことをやってみるとどうなるでしょう…。

人に置き換えて考えてみます。
例えば、車の運転。ハンドルを初めて握った人が、いきなり高速道路にでるような無謀なことはしませんよね。もしそんなことをしたら、トラウマになって二度と運転なんかしたくないはずです。「大丈夫、何回もやってたら、そのうち慣れて運転できるようになるよ!」なんて無責任なことは言えませんよね。
安全に車を運転するには、まずは教習所で車社会のルールを学び、それから安心な場所(無刺激な場所)で、少しづつ運転技術を身につけるはずです。そしてようやく「仮免」のお墨付きをもらった上で、初めての路上(外)で運転の練習を行います。高速道路を余裕持って走るのは、もっとずっと後ですよね。

では、次にこれを「犬の散歩」に置き換えてみます。
初めてカラー(首輪)とリード(手綱)を付けらたまま、外部刺激が満載の高速道路(車通りの多い歩道)に置かれる…。足はすくみ、頭は真っ白、大好きな飼い主さんの声なんて聞こえない!または、どうにかこの気持ちをごまかそうと、とにかく地面の匂いに夢中になる。異なる選択肢をもった犬は、誰かれ構わず自己防衛で吠え立てる…。みんな必死です。
だとしたら、「いつかは慣れるだろう」「吠えなくなるだろう」「どうにもならないだろう」の「だろう運転」は、犬の散歩でもやめたほうが良さそうです。

犬が信号待ちできるって本当?

脚側停座

小さな子供が横断歩道の信号で「黄色点滅」にも関わらず横断しようとしたらどうしますか?すぐに引き止めて「黄色と赤色は止まれだよ!青色にならないと渡ってはいけません!」と教えるはずです。それでも、渡ろうとする時があれば、「この前お話したでしょ?」と改めて言い聞かせるはずです。
これが犬となると、赤信号で渡ろうとする犬のリードを「グイッ」。それだけです。
いえいえ、犬でも信号待ちはちゃんとできるんです。たとえば、左側について歩くことを教えます。そして、人が立ち止まったら、それに気付き「座る」ことを教えます。信号待ちは、犬の色別能力を頼ることは出来ませんが、人は黄色や赤色を判断して止まることは容易です。犬は、その人の行動から判断して望ましい行動をとることで、信号待ちは可能になります。「犬には信号は分からない」ではなく、どうしたら、犬に理解できるように伝えられるかが重要なのです。

愛犬と一緒に教習所で仮免をとろう

愛犬の信号待ちを成功されるには、基本的なトレーニングが備わっていることが必要です。

・Look(人の指示がすぐに伝わる状態になるためのアイコンタクト)

・Sit(信号待ちの間、地面にお尻をつける姿勢を教える)

・Heel(人よりも前に行かず、また左足付近で歩くことで危険を回避する)

・Stay(飼い主さんが歩き出すまで、じっと待つことを教える)

少なくとも、4つのコマンド(指示)を教えておくことが必要です。そして重要な事は、これらのコマンドを無刺激(室内)で練習することから始めることです。いきなりの高速道路で、アクセルの踏み方、ブレーキのかけ方を練習するような無謀なことを避けるためです。
愛犬、そして愛犬をリードする飼い主さん、お互いが十分に室内でできるようにしていきましょう。そうすれば、愛犬との楽しい素敵なドライブ(お散歩)ができる日はそう遠くありません。

犬塾のトレーニングレッスンを動画で紹介しています。

犬塾のトレーニングコースでは、愛犬が上手にお散歩できるようになるための練習方法を、飼い主さんに教えています。まずは、犬塾という教習所でお散歩への第一歩を学んでみませんか?

犬塾のトレーニングコース

2016年5月29日